外為FX口座の取引画面にログインすると、どこかに「維持率」という表示がでると思います。これは意外に重要なので説明したいと思います。ポジションを持っていれば、200%とか300%とか表示されているでしょう。ポジションを持っていなければ、間違いなく100%と表示されます。維持率とは、持っているポジションの証拠金に対して、その口座にいくら資金を預け入れているか、ということを示しています。仮に、10万ドルポジション持つのに取引証拠金が100万円必要だとして、口座に200万円を預け入れ、1ドル=100円で10万ドルポジションを持てば、維持率は200%となります。このときのマージンコール発生水準は、取引証拠金の70%の70万円とします。同じ条件で、口座に100万円しか入れてなければ、維持率は100%、この場合たったの3円円高になるとマージンコール発生してしまいます。(時間とともに発生するスワップや為替の変動は考慮してません)では、このとき200万円預け入れしていると、つまり維持率200%だと何円円高でマージンコールが発生するでしょうか?答えは、13円円高です。実際はスワップや為替の変動を考慮に入れた時価残高から算出しますが、このように考えると、維持率によってリスクが大きく違ってくることがわかると思います。マネースクウェアのセミナーでは、少なくとも200%の維持率があれば、絶対ではないが、余程のことがない限りマージンコールがかかることはないでしょう、とのことでした。いずれにしても、外為FXで大事なのは、リスクを資金量とポジション量で管理することです。FXや投資信託に投資する目的は、交換レート差を利用した為替差益と、金利差を利用したスワップ金利を稼ぐことにあります。しかもFXは、「買い」と「売り」の両方に投資できます。為替相場はつねに円高・円安を繰り返して推移していますので、他の外貨投資に比べ収益チャンスが多いのも魅力の1つです。FXに投資する場合、外貨は円安に動いているなら買い、円高に動いているなら売りが原則です。[その1 円安の場合]例えば、1ドル=110円の時に米ドルを1万ドル買い、1ドル=115円の円安になった時、買った1万ドルを売れば、5万円の為替差益が得られます。[その2 円高の場合]例えば、1ドル=115円の時に手持ちの米ドル1万ドルを売り、1ドル=110円の円高になった時、1万ドルを買い戻せば、やはり5万円の為替差益が得られます。これが売りでも買いでも儲けられるFXならでは魅力です。またFXの場合、スワップ金利(2つの通貨の金利調整額)は毎日更新され、翌日に持ち越すごとに計上され、決済時に清算されます。例えば、1万米ドルを買ってFX会社に預託し、仮に150円のスワップ金利が90日間続くとすると、その間に1万3500円、10万米ドルなら13万5000円のスワップ金利が得られます。外貨預金の金利とは比較になりません。これもFXのたまらない魅力です。FXでは、収益チャンスは実際にどれだけあるのでしょうか。米ドル/円の為替相場の変動を、1996年から2005年までの10年間について見ると、年間平均値は19円38銭、月間平均値は5円72銭、週間平均値は2円70銭、1日平均値は1円21銭となっています。これはあくまで過去10年間の統計上の平均値です。日々の変動では1日に2円以上、1週間で10円以上の変動は常に起きています。つまり、FXは日、週の単位で収益チャンスが訪れているのです。ですから、デイトレードでも収益チャンスはあります。例えば、1日の変動がわずか50銭という微小な額でも、1万ドルの取引なら5000円、10万ドルなら5万円の為替差益が得られるのです。この収益チャンスの多さは、外貨投資の中でFXならではの醍醐味といえます。FXの魅力をさらに高めているのが、レバレッジを利かせる証拠金システムです。このようなシステムは、外貨投資の中ではFXのみです。FX会社により金額は異なりますが、一般に10万円程度の証拠金を預託すれば100万円分程度の取引ができます。